院長ブログ

2020.07.19

鬼滅の刃ブーム

当院でも世間と同様”鬼滅の刃”ブームです。
スタッフのお兄さんからマンガを借りた看護師さんがはまり、私にも飛び火してきました。
7月3日に発売された21巻は、店員さんの「特装版もありますよ」の声かけにのってしまった看護師さんから
「1320円で買ってしまった」と緊急連絡が入りました。
10月発売の22巻の特装版は2200円の様です。また緊急連絡が来るのでしょうか?
2200円で、マンガが4冊くらい買えるのではないでしょうか。。。

主人公は家族を殺されたきっかけから鬼と闘う道を選びます。
鬼は元々人間で、歪んだ欲望(渇望)を持った故に鬼になります。
けれどこの欲望、人間ならば誰もが持ちうる欲望なのです。
欲に目がくらみ、決して満たされないことを仏教では餓鬼(ガキ)というのは偶然でしょうか?
さて、この鬼たちの親分、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は安定のサイコパスぶりです。
サイコパスの自己の利益のために他人をだます、
良心の呵責がない、暴力性などが存分に表現され、本当にサイコパスの結晶のような男です。
三浦マイルド(芸人)の広島弁講座のネタに
「あいつサイコパスじゃけんど、生き物係にしていいんかの」
というのがあるのですけど、鬼舞辻無惨だけは生き物係にしてはいけないでしょう。
話がそれたついでに。うちの病院にも広島出身の方が来られるのですが、
女性でも「おどりゃぁ~」とかいうのでしょうか?聞いてみたいです。

さて看護師さんが好きだから、ガチャガチャで缶バッジをスタッフが買ってきてくれたり、
その缶バッジを見た子供たちが話しかけてくれたり、
思わぬコミニュケーションにコロナの中での癒しになっています。
鬼をやっつける日輪刀を5本持ってこようとしていた男の子もいました。
お母さんが1本だけ!ということで、富岡義勇バージョンを持ってきてくれました。
きっと私たちが好きだから、楽しませようと思って持ってきてくれたのでしょう。
今度会ったらお礼を言いたいです。

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特装版はこのシールが付いていただけです。