院長ブログ

2019.09.23

授業参観

私が校医を担当している学校から、今までもいろいろお誘い(運動会、卒業式etc...)があったのですが、
どうしても診療時間と被り、参加できませんでした。
今回浮島小学校から「学校保健委員会と授業参観」、9/18開催の招待状が届き、
学校保健委員会の主題が「自己肯定感の育成」という心理学的なものだったので興味をひかれたのと、
水曜日の休日ということもあって、人生初めての授業参観に行ってきました。

教頭先生の先導でまず2年生のクラスに。私たちが入っていくと人の気配を感じ振りむく子もいます。
「お母さん!かな?」でも私の顔をみて「お母さんじゃない」とがっかりするのがわかります。ハハハ。
授業はビブリオ・バトルという、自分読んだ本をプレゼンテーションし、
一番読みたい気にさせた人がチャンピョンというものだそうです。昭和にはなかったね~。
3年生は国語で、息子が母親にお留守番やお手伝い代に請求書を出す冒頭部分をやっていました。
子供たちは「高い~」とか「いいなぁ~」とか感想を口々に話します。
「授業中は静かにしましょう!」というのが昭和の教育でしたが、令和は違いますね。
お母さんから領収書がもらえるのか気になりましたが、時間の関係もあり6年生のクラスへ。
さすがに6年生ともなると私が入っても、後ろを振り返ることなく授業に集中していました。

さて、体育館での学校保健委員会は4,5年生が班に別れディスカッションをしています。
この前に、いい仲間になるにはいい話し合いをしよう!という話がスクールカウンセラーに先生から説明されています。
・相手の意見を大切にする
・自分の意見もいう   などなど。小学生への自己啓発です。
輪になって話し合ううちに輪が小さくなっていく生徒たち。
聞けばこの班で自然教室に行くという。
場違いかもしれないが、ここで私が好きな言葉を紹介しよう。
物心ついたときから親がいなく、子守としてとして血のつながらない家庭に入ったけど
結局孤児院で暮らし、11歳で新しい里親の元に行った少女の言葉です。
「楽しもうと思えば、たいていいつでも楽しくできる。もちろん固く決心しなきゃだめよ。」