院長ブログ

2017.03.05

花粉でつらいです。

2月の中頃から飛散し始めた花粉ですが、2月は御殿場が多かったようです。

県内の花粉飛散量はこのページ(耳鼻科医の静岡県部会)で確認できます。

静岡県は3つに分かれ、西部、中部と比べて東部は花粉飛散が少なく(といっても全国レベルでは静岡県はトップクラス)

前に住んでいた榛原よりは楽になった喜んでいましたが、

今年だけは例年と違い鼻が詰まって眠られません。そんなこんなで格闘していたら、

鼻から絵の具の筆を洗った後の様な色(!?)の鼻水が突然出てきて驚きました。

今日までで何とか(早寝、禁酒、内服etc...)原状復帰したようです。

そんな中で花粉症の診療は静岡は有病率が高い県なので多くの人が来院されます。

薬が第一治療なので、どうしても過去の内容を聞いたり、

過去の薬が合っていればそれを処方したりと、流れていくような診療になっています。

もし聞きたいことがあれば、流れをさえぎり聞いてください。

この時期は患者さん数と自分がやれることがアンバランスで、私自身が悩む時間も多いです。

そんなことで悩まず、どんな困ったことがあっても爆破処理班のように心拍数が上がらず、

不安など感じない性格でいたいもんだと思っていたら、

どうやらそんな人を現代は”サイコパス”と呼ぶらしい。

サイコパスは必ずしも犯罪者ではなく(多いけれど)、人への共感がなかったり

道徳感がないため軽々倫理的な垣根を越えてしまい、

犯罪者になったり、天才的と思われたりするらしい。

歴史上のサイコパスと思われているのは、織田信長(比叡山焼きうち)、毛沢東(文化大革命)

それよりなにより驚いたのは、マザーテレサ(ノーベル平和賞)。

博愛主義ではあったそうですが、援助した子供にはとても冷たかったそうな。

「仲良きことは美しきことかな」と言った武者小路実篤は

近所の子供たちにはいつも「うるさい!」と怒鳴っていたというからそんなもんでしょうか?

人間というのは良く分かりませんな。悩んでいるうちが華かも。