院長ブログ

2022.02.28

私の舌下免疫療法

 「私たち、普通の春を過ごしたい!だけなんです」
昨シーズンが終わった後、干からびて、あかぎれしてる鼻の下に軟膏を塗りつつ私とスタッフ1名は誓った。花粉症の時期を少しでも楽に過ごしたい!と。
まず二人でスギ舌下免疫療法(以下、スギ舌下)を6月から始めた。
きっかけはやはり、昨シーズンまでの効果を目の当たりにしたから。
(詳しくは昨年のブログ「スギ舌下免疫療法の効果」を参考に)
また、スギ舌下の先輩たちが「先生も、やりなよ」と背中を押してくれたからでもある。
思えば、花粉症になってから30年。
富山時代は2週間ほど飛散量が多いときに薬を1つ飲めばよかった程度だったのが、
静岡に来てからはだんだん悪くなり、今では2月初旬からGWまでの3か月間3~4種類の薬を使っている。
実は私だけが悪化しているのではなく、スギ花粉症の有病率は98年の16.0%に対し、19年は38.8%と増加しているのだ。
ただコロナでのマスク着用がスギ花粉症の有病率の増加を鈍らせはした。が、私の症状は全く鈍らなかった。
そして始めたスギ舌下。ついに迎えた花粉症シーズン。
花粉を感じないわけではないけど、今までのように朝起きてすぐの花粉からのアタック!はない。
花粉のあさイチアタックを食らうとまるでスイッチが入ったような鼻水、くしゃみで苦しむ。それがない!
洗濯物も外に干しているが、体のかゆみもない。
夜寝る前になると鼻が詰まり、口で呼吸するしかなくなる状況も今のところ生まれていない。
そう、感じないわけではないけど何とか持ちこたえている感じ。
まだ本格的な飛散ではないが、ここまでのところ薬は1種類だけで何とかなっている。
薬を飲まなくても行ける気はするが、
そのせいで鼻水やくしゃみがコントロール出来なくなるのは困るので薬は飲んでいる。
だけど今年は今までのところ「こんな世界があったのか。。。」と
花粉症に悩まされていなかった昔の春を思い出している。

さて、もう一人のスタッフは?というと、
スギ舌下を始めて3か月くらいがたったころ、
体がかゆくなったので試しに止めてみるとかゆみが止まる。。。
という経過だったため舌下は断念することになりました。
彼女は今、スギ花粉の注射治療をやっています。
シーズンが終わった後、スギの飛散がピークを迎えたときの私の症状と、
シーズン中は注射治療を行った彼女の経過をまた報告したいと思います。


(毎日お世話になっているシダキュア。休みの日に忘れしまいがちなのが要注意)