院長ブログ

2021.08.01

競泳の日程を終えて

オリンピックの競泳は泳ぎの国際見本市である。
私のような草スイマーでも、きれいな泳ぎへの憧れは尽きない。
水中でのフォーム、まっすぐ上からのフォームが長く映る長距離種目が一番参考になる。
さて、自由形女子の中長距離の第一人者はK.レデッキー。
ロンドンオリンピックからこの種目を引っ張る第一人者である。
今回も自由形の200m.400m.800m.1500m.800mリレーにエントリーしていた。
彼女の東京オリンピックでのスケジュールを見てみよう。
7/25(日)は夜の400m予選。
7/26(月)は午前中400m決勝(2位)、夜の7時に200mの予選に出て、2時間後の9時に1500mの予選。
7/27(火)は200mの準決勝だけだったが、
7/28(水)は午前に200m決勝(4位)1時間後に1500mの決勝(1位)。。。
早く泳ぐことに感心するのはもっともなことだが、
”体、どうなっているの?”という私が想像する体力と
レディッキー選手が見せるそれの”果てしない隔たり”を
味わうのもオリンピックの醍醐味であろう。
私は今回のレディッキー選手をみて、かつてのテレビ東京「大食い選手権」を思い出した。
いまやレジェンドとなっている赤阪尊子。
本気になると横に置かれている水に大量の砂糖を入れる赤阪さん。
カロリーがどうしただのという一般人のたわごとを一切ものともせず、
大量の砂糖水を飲む姿に戦慄を覚えたものだ。
ちなみに、その赤阪さんの後を受け継いだのが小林尊氏で、
大食いをフードバトルなるスポーツに昇華させた人物だ。
しかし!大食いは、「えっ、放送していいの!?」という
壊れかけている人を愛でるところに私の楽しみがあったので、
フードファイトになってしまっては興味も半減していった。。。

なんか、大幅にずれてしまったが競泳に戻ろう。
レディッキー選手の1500mは泳ぎのお手本としてと
実況&解説が競泳では長い15分に、どんな”かまし”を話してくれるかが楽しみだった。
「コカ・コーラはガロンで買うそうです」とか
「選手村の和牛を食べ尽くしたそうです」などという、
常人ならぬエピソードを期待していたが、
「名門スタンフォード大学の学生で、心理学の単位をすべて取得しているそうです」
という、文武両道のエピソードが披露されていた。う~ん、素晴らしい。
レディッキー選手の1500mが見たくて録画した7/28の競泳では
日本の大橋選手と本多選手がメダリストになった。
日本の競泳のメダルは3つ。そのうちの2つが7/28に生まれたから、この日は神回となった。
ラッキー!