院長ブログ

2021.01.10

気分よく過ごすために(1)

年末年始にゆっくりと休めたことで”気分よく”過ごされている方も多いだろう。
また正月休みが終わり、仕事が始まったので”気分が下がった”方もおられただろう。
新しい年になって”気分”が新たになった”私ですが、
この休みに”気分”って何だろう?か?という本を読んで考えてみました。
気分は英語ではmood=ムード、ムード歌謡のムードですね。

”気分”とは?何?と考えたときにまず思いつくのは、
周りで起こった出来事や情報に対しての反応だ!じゃないでしょうか?
成功すれば”気分良い”、嫌なことされたから”気分が悪い”などなど。。。
けれど気分を学問として研究しているロバート・E・セイラーは、
気分は“体と心、両者が合わさった状態のどこにいるかの目印”だという。
つまり体のエネルギーと心の緊張の様々な組み合わせが気分を作るのだという。
ではエネルギーに影響を与えるものはなんだろうか?
すぐに思いつく、そもそもの”健康状態“、”睡眠“、”食事“、”運動“などの他に、
1日のうちのどの”時刻“か、ということも大きい要素であるという。
一般に、朝型の人は起床してから正午付近までにエネルギーが上がりピークを作り、
夕方にかけて下がっていく、夜にかけて少し上がり再びピークを作って、後は就寝まで下がっていく。
というパターンで、個人差はあるけれど、各人のサイクルは固定されているそうです。
本題と外れますが、内向的な人はしっかりとした朝型パターンを示すことが多く、
外向的な人は一日の遅い時間にエネルギーのピークを迎える傾向にあるそうです。
私?典型的な朝型=内向的ですね。
次に緊張に対しては起こった”出来事に対する思考”が特に影響を及ぼすという。
この“思考”というのがくせ者で、緊張を介して気分に影響するし、
気分が良いと“プラス思考”、気分が悪いと“マイナス思考”と変化する。
イメージとして、”気分”と”思考”は作用しあっている関係ですね。

「毎日気分よく過ごすために」というセイヤー先生の本を、正月気分で読んでいた私ですが、
”起った出来事”という外からの原因だけじゃなくて、
”健康”・”睡眠”・”食事”・”運動”・”時刻”という内的なものも原因なんだよ。という考えは
気分が落ち込みがちな(面もある)私にとっては、心が軽くなる考え方だったので、
ブログで紹介したい!と思ったのでした。
次回は気分に影響を与えるものや、気分の効果的な調節方法について紹介したいと思います。


さて、報告を。
2月の上旬をめどにホームページを新しくするので、
ブログはホームページに引っ越すことになります。
しかし、、、ブログ書くより書かないほうが
ブログランキングが上がるのはなんでだろう?