院長ブログ

2019.10.09

新しい野心

9/29に記録会(100m自由形、50歳以上の部)に出ることを決めてから、
1分20秒は切りたい!という、”野心”を持ちました。
自分から絞り出せる週2回、という決まった練習時間でお盆休みから準備を進めていました。
記録会の2日前の金曜日は診療後、スタッフに早く行って!とせかされ(優しい人たちです)
高速道路を使って富士水泳場にでスタートの練習もしました。
へたくそなので、水面とぶつかり稽古です。水着を脱ぐとDVを受けた状態みたいになっていました。
あ~だけど、練習の割にはタイムもそんなに上がって来ず、1分20秒切るのは無理だな~
そんな時は100mが長く感じ、「50mに出ることにしてればよかった」なんて思ってしまう。
そんな私が思いだしたのはこの一節。

”この世の中では、何か手に入れたいと思えば、それなりの代償を支払わなければならない。
野心は持つに値するものであっても、手に入れるのはたやすいことではなく、
勤勉さと克己心が要求され、さらに不安や落胆にもうちかたなければならないのだ”

この小説の主人公は野心をかなえられましたが、私は落胆の結果でした。(1分22秒99)
私の水泳のフォームとか指導していただいている先生からは
「このままのタイムをそして健康を維持しなさい。
維持して、維持すれば、80、90にもなれば、ライバルはみんないないから」
というありがた~いお言葉をいただきました。
マスターズのレースは生き残りレースだったのか。