院長ブログ

2018.09.17

あのね、

「マリラは背の高い、痩せた女で、丸みのない角ばった体つきをしており、
白髪の見え始めた黒い髪をいつも後ろで、かたくひっつめにして、2本の金ピンでとめていた。
見るからに見聞の狭いゆとりのない心持を思わせたが、事実その通りであった」

これは赤毛のアンの養母マリラが出てくる最初の描写です。

最近のテレビドラマでこんな人みませんか?
ということで、「義母と娘のブルース」は現代の赤毛のアンのような気がしています。
110年前の赤毛のアンではアンがグリーンゲイブルズに来たけど、
2018年の「義母と~」ではマリラが家にやって来る。
そう思うと、下山のおばちゃんはレイチェルリンドおばさんだし、
ヒロキ君はギルバート!?
ダイアナはいないけど良一さんはマシューか?ちょっと無理あるか?

赤毛のアンでは幼いアンが起こすいろんな事件を通して親になっていくマリラ。
最終章ではマリラを形容する言葉を、口うるさいリンド夫人に次のように言わせている。
「マリラ・カスバートもずいぶん丸くなったものですよ、まったくのところ」

現代のマリラとアンはどうなるのか?明日は外出せずに観賞しよう。