院長ブログ

2013.04.22

有酸素運動のススメ

昨日は学会と、耳鼻科の先生の結婚お祝いがあって遅くに帰宅しました。

そんな学会では、いつもの診療に”渇(カァッツ!)”を入れてくれる内容の発表があり、

診療の常識も、日々上書きです。

学会の発表ではなかったのですが、めまいの治療を考える中で興味深い治療を知りました。

めまいのなかにそれを繰り返し、聴力も悪化させる”メニエール病”という病気があるのですが、

その治療に有酸素運動を実践しているというのです。

有酸素運動は週3回くらい。少し息が上がる、心拍数が100~120/分くらいの強度で行ない、

水泳でも、速歩でも、ジョギングでもエアロビクスでも何でもOK。

薬を飲むことでは、進行してしまう難聴をなかなかよくすることができないのですが、

この有酸素運動なら、副作用なし。運動を疲労させるものとネガティブな発想ではなく

エネルギーをあげてくれるものと楽観的に考えるとこの治療が半分効いた事にもなるのでしょう。

実は今、”気分”についての本を読んでいるのですが、気分転換はお酒でも甘味でも買い物でもなく、

運動が一番効果が高いという結果が出ているようです。かくいう私も4月から少し走り始めました。

しかし、悲しいかな今日は雨で走りに行けませんでした。。。

そんなこんなで、今から昨日見ることが出来なかった"ビックダディ”の録画を見ようと思うのですが、

これは気分転換になるのか?と自問自答です。