院長ブログ

2013.03.10

あなたが人生に絶望しても、人生があなたに絶望することはない

同じ本を2冊買うに値する場合があるとして、私にとってそれは「夜と霧」にあたります。

最初の1冊は貸したのに戻ってこなかったからですが、

誰かが読めばそれでいいとも思えました。

「夜と霧」はユダヤ人精神科医が強制収容所での心理的な体験を書いた本です。

収容された現実のショックから強制労働や劣悪環境での心の動き、

そういう生活の中で生き延びた人にあり死んだ人に無かったものとは?

愛とは?人生の意味とは?。。と、そんなことが書いてあります。

題は本の中の一文を今日は選びました。
 
程度の差こそあれ誰でも人生が思い通りに行くわけではないので、

人は大なり小なり”収容所生活を強いられている”ような時もあるのではないでしょうか?

そんな時に何かヒントを与えてくれる本です。

夜と霧 

昨日の土曜日は、花粉の影響でたくさんの患者さんが受診されました。

待ち時間が長くなったこと、開業以来経験したことない受診人数で、

私もスタッフも戸惑い、ご迷惑をお掛けしたと思います。すいませんでした。

「夜と霧」のなかでも、”異常なときに異常なのは普通だ”と、ありますので(すごいこじつけ)、

ご理解をいただければと思います。

そんな土曜日でしたが、「大変ですが、頑張ってください」とか

「ブログ読んでいます」(先週はさぼったのに(汗))と、声をかけられると、

んご~!と力が出るものですね。みんなで最後の患者さんまで頑張れました。

ありがとうございました。