院長ブログ
2012.09.09
空に吸われし、中年の心
今週はもう仕事が終った時間には夜の空なので、
夕暮れは休みの楽しみとなりました。
そしてそれを眺めながら、先週の出来事を。。。
診察室にはお子様も多く受診されるため、
アニメのカレンダーを掛けているのですが、
7-8月のメインキャラクターは“ゲゲゲの鬼太郎”でした。
まだあれは7月だったか?
鬼太郎の大ファンの小学生の患者さんがカレンダーを貰えないか?
ということを看護婦さんにお願いしていたそうです。
看護婦さんもその真剣なお願いに、
カレンダーに”絶対捨てないこと!終ったら保管!“と付箋を貼ったり、
カレンダーの役目を終えた8月31日には曲げないで保管できる場所を探したり
していました。そしてその患者さんは9月1日に朝一番に受け取りに来てくれ、
私と従業員のみんなに手紙を書いてくれました。
お礼の言葉と、イラストを付けて。
このお礼状は、私と従業員に心温まる時間を作ってくれ
人と接する仕事の究極の幸せを映してくれました。
こういう体験を重ねて、”人は誰かのためになったときに喜びを感じるもの“
とは真理であるなぁと。思った次第です。