院長ブログ

2012.08.05

これもまた過ぎていく

メダルの数こそ多いけれど、金メダルの数が少ないことに、

悔しい夜を過ごしておられる方も多いのではないでしょうか?

私はというと

”金で無ければ意味がない”と自分に憤慨する若い選手の気概にも感心するし、

たとえ目標の色とは違っても、

満足そうに表彰式で見せてくれる自然な笑顔にも幸せな気持ちになれる。

そんな、鑑賞をしております。

メダリストのコメントは一様に

「周りに支えられて、ここまで来たので感謝したい」というもので、これはきっと

大きな幸せが押し寄せると、人は感謝の言葉しか出てこないものなのでしょう。

幸せになればなるほど、感謝する。それでまた幸せを与えられる。

そんな無限のループにみんなが入ることができればいいのにと飛躍したりして。

さて、冒頭の言葉はダビデ王(3000年程前の古代イスラエルの王様)の指輪に

刻印されている言葉だそうです。

良い結果でも悪い結果でも、変わることなく努力することが、

スポーツの世界に限らず3000年前から変わらない、真理なのでしょう。