院長ブログ

2012.07.13

ゆく河のながれ

最近はお天気が今ひとつななか、晴れ間を見つけては近所を探検しています。

”つり散歩”と呼びましょうか。先週発見したのは”鮎壺の滝”です。

前に、かわいい患者さんから「鮎壺公園に遠足にいくの~」とその存在を教えていただきました。

iphoneを駆使し、やっとのことで見つけることができ、

吊り橋から滝をながめてマイナスイオンを浴びてきました。
ayutubo.jpg 

滝から落ちた富士山からの水は、河になって海へ。

石ころに転ばないように河に近づき眺めていると、方丈記の一節がわいてきました。

”ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。”

方丈記 

作者が今の時代に生きていたら、どんなブログを書いているのでしょう?

無常を語る、人気ブロガーだったでしょう。