院長ブログ

2011.06.11

ビジョナリーカンパニー

 今週読んだ本の紹介です。3巻のうちのから読んでしまったのですが、

巻に戻って読むことにしました。冒頭から

”この世のすべての経営者、経営幹部、起業家はこの本を読むべきである”

と期待させてくれます。この本は数十年にわたり卓越した業績をあげ、

経営者が世代交代してもそれぞれの経営者の手腕が尊敬され、

製品が社会に広く浸透している企業=ビジョナリーカンパニーと、

同業の比較対象企業(決して悪い企業ではなくむしろ優良企業)と 比較して

その相違点をまとめたものです。

たとえばビジョナリーカンパニーとしてソニー、 比較対象企業としてケンウッドというように。

最近の政治のニュースを見たからではないのですが、本の中の

”ビジョナリーカンパニーで優秀な経営者が輩出し、継続性が保たれているのは、

こうした企業が卓越した組織であるからであって、代々の経営者が

優秀だから卓越した企業になったわけではない”という文章が心に残りました。

総理大臣が次々と辞め、どの総理も指導力を発揮できていないのは、

日本の国力がそういう人物しか輩出できない結果なのでしょう。

ならばどうすれば?私は教育こそ一点突破、全面展開してくれると思うのですが。。?

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